「五大浮世絵師展」香川・高松市美術館で – 北斎・広重・写楽などの代表作を中心に約140点

特別展「五大浮世絵師展 ー歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」が、香川の高松市美術館にて、2024年10月12日(土)から12月8日(日)まで開催される。

目次

江戸時代を代表する浮世絵師を紹介

葛飾北斎 《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保2年(1831年)頃
葛飾北斎 《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保2年(1831年)頃

特別展「五大浮世絵師展 ー歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」は、江戸時代を代表する5人の浮世絵師、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳を紹介する展覧会。美人画や役者絵、風景画など、約140点を展示する。

歌川広重 《東海道五拾三次之内 庄野 白雨》 天保4-5年(1833-34年)頃
歌川広重 《東海道五拾三次之内 庄野 白雨》 天保4-5年(1833-34年)頃

歌麿は、女性を優麗に描いた美人画で知られる。写楽は、劇的な役者絵で人気を博した。北斎は、風景から花鳥、人物まで、あらゆるものを独自に表現する一方、広重は名所絵を中心に浮世絵風景画を手がけている。さらに国芳は、武者絵をはじめ、ユーモラスな戯画などを残した。

東洲斎写楽 《二世嵐龍蔵の金貸石部金吉》 寛政6年(1794年)
東洲斎写楽 《二世嵐龍蔵の金貸石部金吉》 寛政6年(1794年)

本展では、北斎の《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》、広重の《東海道五拾三次之内 庄野 白雨》など、5人の代表作を中心に紹介。また、高松会場の特別展示として、大波にあおられる船をダイナミックに描いた《大物浦平家亡霊図》など、4点の国芳作品を追加出品する。

展覧会概要

特別展「五大浮世絵師展 ー歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」
会期:2024年10月12日(土)〜12月8日(日)
会場:高松市美術館 2階展示室
住所:香川県高松市紺屋町10-4
開館時間:9:30〜17:00(金・土曜日は19時閉館)
※入室はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
観覧料:一般 1,200円(960円)、大学生 600円(480円)、高校生以下 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、高松市美術館1階受付ほかにて、10月11日(金)まで販売
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者は無料

【問い合わせ先】
高松市美術館
TEL:087-823-1711

目次